どうして悪い想像は当たりやすいの? 悪い想像をする人の心理と、それが現実になりやすい仕組みを解説

悪い想像は当たりやすい、ってほんと?

結論からいうと、『悪い想像が当たりやすい』のではなく『当たりそうな悪い未来予測だけが、人の頭の中に思い浮かびがち』なのです。

『そうそう当たらないだろうな』という未来予測はそもそも想像するまでに至りません。

まず起きないだろうけどこんな悪いことが起きたら…』と当たりそうにない悪い想像をすることがあるという人もいるかもしれませんが、そういった想像でさえ実際には脳は『起きる可能性があるな…』と考えている場合が多いです。

脳が『起きる可能性がある』と判断している一方で、感情は『悪いことは起きてほしくない』と自分の想像を否定しているのですね。

当たりそうな悪い未来予測は、それが実現したときに備えて準備をしなければなりません。そのために人は悪い未来を想像するのです。

逆に、端から当たりそうにない未来予測は、想像する必要がそもそもないのです。

『悪い想像』との上手な付き合い方

悪い想像は無理やり押さえつける必要はありません。必要があって悪い想像をしているので、それを無視してしまうと、危機に対しての対策を講ずることができなくなってしまいます。

しかし一方で、悪い想像につられて引き起こされる不安や恐怖の感情が強すぎると、それはそれで問題です。感情に引きずられてパフォーマンスが低下し、そのせいで余計に状況が悪化…なんてこともあります

大切なのは、悪い想像に対して適切な対策を講じたら、以降は不安や恐怖をばっさり切り捨てることです。

ときにはそれらの感情が見逃している危険な要素を教えてくれている場合もあるかもしれませんが、そうではない場合の悪感情は引きずるだけ無駄です。

『やるべき対策は打った』と判断したら次にもうそのことは考えず、次のタスクに頭を切り替えましょう。

まとめ

『悪い想像は当たりやすい』という言葉の正体は、『当たりそうな悪い未来予測だけが、人の頭の中に浮かびがち』という危機回避能力にあります。

危機を察知して対策する本能のひとつとも言えるかもしれません。しかし、不安や恐怖に引きずられすぎるのは要注意です。

大切なのは、講ずべき対策をうったら頭を切り替えることです。不安や恐怖で足を止めてしまうより、次のことをこなしたほうが結果的にうまくいくことも多いです。

悪い想像、そして自分の中の不安との上手な付き合い方を自分なりに身に着けていきましょう。

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