生き方の種類を知る④ ミニマリストの逆をいく『マキシマリスト』の生き方

昨今注目を浴びる「ミニマリスト」の対義語として、「マキシマリスト」という言葉を聞いたことはありませんか。

「生き方の種類を知る」というテーマの4つ目として今回は、ミニマリストとは対称的なスタンスをとる「マキシマリスト」の生き方について紹介します。

マキシマリスト(マキシマリズム)の意味

マキシマリスト(maximalist)は「最大限」を善しとする人を示す言葉です。もともと政治や芸術の分野で使われる「ミニマリズム(最小限派)」「マキシマリズム(最大限派)」という言葉が語源であり、現在では「多くを持つ」ライフスタイルを表す言葉として使われています。

  • 政治分野のマキシマリズム:主にイデオロギーの文脈で用いられます。要求のすべてを最大限まで通そうとする派閥などを示します。
  • 芸術分野のマキシマリズム:最小限度の音や色彩で表現を突き詰める「ミニマリズム」とは対称的に、様々な音や色彩を最大限に詰め込んだのが芸術分野におけるマキシマリズムです。よく「体型だったカオス」と評されます。

マキシマリストのライフスタイルと価値観

マキシマリストは「多くを持つ」ことを善しとするライフスタイルです。

なので「持たない暮らし」を実践するミニマリストとは逆に、家の中に多くのものを置き、好きなものやお気に入りのものをコレクションすることに楽しみを見出す人が多いです。

また、「最大限に多く持つ」ために部屋を上手に整頓するのが上手な人も多いです。

部屋が散らかっていたら、多くのものを持とうとしても、置き場所に困ってしまいますよね。

イメージとしては、「店主の世界観をふんだんに散りばめた喫茶店」のような空間です。小さな小物やこだわりのアイテムをきれいに見えるよう上手にたくさん配置した空間は、ただ無秩序にモノを配置するのではなく、複雑で芸術的な統制の取れた「体型だったカオス」ですよね。

マキシマリストとして暮らすメリット

マキシマリストとして生活すると、次のようなメリットがあります。

  1. お気に入りのものを集める楽しさを存分に味わえる
  2. ものを最大限集める中で、人とは違う「自分らしさ」を見出せる
  3. モノと感性の化学反応で、新しい自分と出会える

「多くを持つ」暮らしの中で、マキシマリストは多くのモノと出会い、その度に感性を刺激される日々を過ごすことが出来るのです。

「モノ」はいわば外界から取り込んだ「他者」です。自分自身とは異なる「他者」との出会いを最大限求める中で、新たな自己を確立していくのはマキシマリストならではの魅力的な生活ですよね。

マキシマリストの優先順位

マキシマリストが優先するのは、自分という内界に外界のあらゆる「モノ」を最大限集めることです。

部屋をお気に入りのもので満たすことで自己を充実させたり、中には「頭の中を好きな小説の文章で最大限満たす」という現実世界の場所をとらないタイプのマキシマリストの人もいます。

どういったタイプのマキシマリストにせよ、「多くを持つ」ことで自分という内界をいかに充実させるかを優先することが多いです。

まとめ

「多くを持つ暮らし」「体型だったカオス」を実践するマキシマリストは、様々なものを自分の世界に取り込むことで、自分の感性を刺激し、新しい自己へと更新していく魅力的な生き方です。

多くを持つには、自分なりの法則に従った整頓が必要です。それは一見他人からすると混沌にしか見えないものかもしれませんが、自分の中では把握のできている「体型だったもの」でいいのです。

体型だったカオスで、「最大限足し合わせる生き方」を自分らしく楽しみましょう。