生き方の種類を知る① ミニマリストという生き方

人が一人ひとり違う個性をもっているように、人の生き方もまた一人ひとり異なります。

どんな価値観があり、なにを優先して生きていくのかは他の誰でもなく、その人生を歩むその人次第です。

今回は『生き方の種類を知る』というテーマのひとつ目として、ミニマリストの生き方を探ってみましょう。

ミニマリストとは

ミニマリスト(minimalist)とは【最小限のモノで生きる人】を示します。

暮らしの中で、人の欲求を象徴するかのように放っておくとどんどんと増えていく『モノ』。モノが増えすぎると部屋も心も身動きが取りづらくなりますよね。

その『モノ』を【自分にとって本当に必要な最小限の量】におさえて日々を過ごす生き方を実践しているのがミニマリストなのです。

最小限の家具と生活用品。自分にとって本当にいるものだけを選び、シンプルでスマートな「持たない暮らし」で日々を過ごします。

▲ 持ってる服はたったの7着だけ、なんて人も

ミニマリストの価値観と優先順位

ミニマリストは最小限のモノで暮らす一方で、最小限のモノで済むよう買うものにはこだわります。どうでもいい安物の服を何着も持つより、どこに行くにも着ていくことのできる見た目・質ともに優れた服を1着選ぶ人が多いです。

また、ミニマリストは「体験」を重視します。物欲ではなく「体験」の充実感で自らを満たすのです。モノは持ち歩かなければなりませんが、自分の感じた気持ちや思いは持ち歩かずとも常に自分とともにあるからです。

『体験』と同じ理由で、ミニマリストには「自分自身への投資」には値札をつけない人が多いです。シンプルな「持たない暮らし」で浮いた分のお金で、さらに自分を磨くことを楽しみにするのです。

ミニマリストの仕事

なにが自分にとって必要なもので、なにが自分にとっていらないものなのか。モノの優先順位づけを日常的に行うミニマリストの人は、仕事においても「不要なこと」「無駄な仕事」を好みません。

必要のないものは切り捨て、必要なものはポイントを抑えて大切にします。

特に「どういった仕事に就きがち」ということはありませんが、ものの優先順位をつけるのが上手なミニマリストの人は、その性質を仕事でも上手に活用しながら日々を暮らすことができるでしょう。

ミニマリストのプライベート

ものが少なく、身動きを取りやすいミニマリストはプライベートを自由に過ごす人が多いです。

好きな時に好きな場所にいき、好きなことをする。そういう、誰もが小さい頃は出来たはずのことを、大人になっても実践できる人たちがミニマリストには多いです。フットワークが軽く、特に自分の体験になることであれば、気軽に足を向ける場合が多いです。

一方で、多くのモノを持たないミニマリストの部屋は、スペースにゆとりがあり、リラックスできる空間にしている人が多いです。自分のくつろげる部屋で、コーヒーや紅茶を片手に読書でもしながら過ごすのも心地よい時間でしょう。

またミニマリストは、モノが少なく日常生活にかかるお金が少なめなので、プライベートを心地よく過ごすためにかけることのできるお金は多めです。

自分のためにお金を使いつつ、軽いフットワークで色々な体験をしにいけるのはミニマリストならではの過ごし方でしょう。

ミニマリストのはじめかた

ミニマリストとしての生活の第一歩は、モノを捨てることです。まず身の周りのモノの数を減らすところから始めましょう。

『モノを捨てよう』と決めて立ち上がれば、あなたの身の周りに様々な『あってもいいけど無くてもいいもの』がたくさんあることに気づくでしょう。それらを思い切って捨ててしまうのです。

『あってといいけど無くてもいい』は『いらない』と同義なのです。

次第に「モノの優先順位を決める力」と「ムダな物欲にとらわれない自分」が養われていきます。

シンプルで心地よい生活が好きなら、ミニマリストとしての過ごし方はきっとあなたに合うはずです。

ものを捨てるところからはじめて、「持たない暮らし」の気軽さを楽しみましょう。

まとめ

なにかを持つことと、身動きが鈍くなることは得てして一緒です。自分が簡単に持てる以上の荷物を持てば、気軽にはその場を動けなくなります。

「持たない暮らし」を実践するミニマリストの生き方は、身軽で心地よく、好きなときに好きな場所へ足を運べる生き方です。

物欲にとらわれすぎず、「体験」や「気持ち」など形のないものを大切にする生き方は好きな人にとってはとても充足感のある生き方でしょう。