相手のことが好きか分からない‥! 自分の心と気持ちの見つめ直し方

恋人や配偶者と長く一緒にいると、ふとしたときに相手のことが好きか分からなくなることってありますよね。

好きで一緒にいたはずなのに急に自分の心が分からなくなると、誰しも不安になるものです。

今回はそのような「自分の気持ちが分からなくなる原因」と「自分の本当の気持ちに気付く方法」を紹介します!

自分の気持ちが分からなくなる原因

「少し前には相手のことを大好きだったのに、どうして今は好きかどうかさえも分からないんだろう…?」

この記事を読んでいる人には、そんな悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

自分の気持ちが分からなくなるのは、多くの場合、人に備わった「防衛機制」という認知機能が原因です。

防衛機制は、人がストレスを受けたときに、自分の心の認知(ものごとをどう認識するか)に働きかけてストレスを解消する機能です。

認知への働きかけが、自分の気持ちまで書き換えてしまうから「自分の気持ちや心が分からなくなってしまうのですね。

▲ 人が心に鍵をかけるのは、人に備わった「生きていくのに必要な機能」のひとつでもあるのです

たとえば恋人と同棲生活をする中で、生活習慣の差などから来る「毎日のちょっとした行き違い」で少しずつストレスが溜まってくると、「相手のことが好きなのに苛々する」という葛藤をかき消すために「そもそも好きじゃないから苛々しない」という風に自分の気持ちを無意識のうちに書き換えてしまうことがあります。

しかし、防衛機制の届かない心の奥底では「相手のことが好き」という気持ちが書き換えられないまま残っているから、心の表と裏で気持ちの不一致が起きて、自分の気持ちが分からなくなってしまうのです。

防衛機制は人が生きていく上で自己を守るのに大切な役割を果たしていますが、一方でこのように気持ちを書き換えて、自分の心を分からないようにしてしまうこともあるのですね。

自分がわからなくなってしまったときに! 「本当の気持ち」に気付く方法

「自分の気持ちがわからなくなる原因はわかったけど、結局どうやって自分の気持ちを見つめ直せばいいの?」

そんな疑問に答えるために、ここでは「自分の本当の気持ちに気付く方法」について解説します。

結論からいうと、本当の気持ちに気付くには、「セルフ・カウンセリング」が有効です。

セルフ・カウンセリングは「自分との対話」を通して心を解きほぐし、防衛機制による認知の歪みから自己を開放する方法です。

セルフ・カウンセリングの方法はシンプルです。次の手順で、自分の心と対話してみましょう。

  1. 準備:肩の力を抜いて、ここが「なにかを否定しなくてもいい場所」なのだと理解する
  2. 問いかけ:日常の1シーンを取り上げて、「そのとき感じたこと」「言ったこと」「やったこと」について「なぜ?」を繰り返す
  3. 角度:深掘りには限界がある。ひとつの観点だけではなく、角度を変えて色んな観点で探ってみる

積み重なったストレスで歪んだ自己認知は、簡単には解きほぐせないものです。

しかし「なにも否定しなくていい」という受容の姿勢で、いろいろな角度から落ち着いて自分との対話を繰り返せば、徐々に自分の本当の気持ちが姿を表してくれます。

無理せず、自分に優しくしながらで大丈夫です。受容の精神で、本当の自分の気持ちを探ってみましょう。

まとめ

人はときに、積み重なったストレスから逃れるために、自分の気持ちを書き換えてしまうことがあります。(防衛機制)

「自分の気持ちが分からない」という状態は、書き換えた自分の心の表層と、書き換えられなかった心の深層との間の不一致が原因なのです。

そんなとき、心を解きほぐしてもう一度自分の「本当の気持ち」を覗くには、セルフ・カウンセリングが有効です。

「否定せず」「角度を変えながら」「感じたこと・言ったこと・やったことについて洞察する」ことで自分の認知の歪みを解いていけば、本当の自分の気持ちを覗くことができますよ。

もしあなたが「相手のことが好きか分からなくなった…」「なにが好きで一緒にいたのか分からない」と感じているのなら、このようなアプローチで自分の心の深層の声に耳を傾けてみましょう。

思いもしなかった、意外な声が聞こえてくるかもしれませんよ。